最早続きの雑文更新が目的なのでは。
Vancityことバンクーバーは完全に雨季に入り入ったどころかそろそろそれっぽさがなくなって春になるかと思いきや別にそうでもなく、出社後の第一声が「帰りてぇ」に(これ書き始めてから7ヶ月経っても)なってる時点で色々終わりすぎ。
ところで先日7ヶ月前の出来事なんですが:
仕事で会議通訳中、参加中メンバーから別件でスカイプ巻き込みが飛んできて、絶賛通訳発言中だってのに文脈不明のメッセージが更に飛んできたもんだから仕方なく口頭対応と文字対応同時に進行させた結果どうにかグダらず済んだものの、後でスカイプ側からマルチタスクの化け物扱いされました、解せぬ
— 桐枝侑璃 (@yuurik) 2017年10月19日
むかーしむかし、サイトになんたら同盟ってのを貼っ付けまくったりしてた頃にうっかりマルチタスク同盟とか作ってましたが(流石にもうサイトから外してるけど探したらあるかもしれないめいびー)、あの時の定義で行くと複数窓(タブ)+音楽+作業でも十分マルチタスクなわけであって、職場でやってたのはマジ俺よく脳内処理追っついたなレベルの話ではあると思ってる、一応。
文字数制限の都合で細かいトコ端折ってましたが:
・大前提として会議通訳中
・が、全員が全員常に発言してるわけではないので横で別会話がチャットやらで勃発してるけど当然桐枝は口頭に集中
・からのいきなりその横で発生してるスカイプ会話(チャット)への巻き込み
・「は!?」って思いながら開いたら途中で呼ばれてるので前後イミフ
・仕方なくその場にあった発言訳しつつ(文字)進行中の会話訳しつつ(口頭)をしたのにチャットの反応が来ない
・会議終了後別途延長線扱いでチャット会議の続きに巻き込まれフラグが立ったと思えば当事者から「何化け物じみたことやってんの(褒め言葉)」が飛んできたので寧ろ俺が「は!?」ってなる<だって巻き込んできたの向こうじゃないですか
・挙句「いつの間にか巻き込んでは居たけど状況が状況だから返答期待してなかったのにどうやって返事してんの」と言われる
・解せぬ。
……と、いうのが事の顛末です。いや俺だって無茶をしたなぁ感はありますよ流石に。
ただコレお願いされたからやった、ではなく自発的にやってみた、からこその出来た、であって、恐らくガチでこんなレベルのマルチタスクやれ言われたら吐きます。
因みに直近での化物呼ばわりは確か4ヶ月ぐらい前に会社の全体集会にて、ガチなお願いをされていたわけではないんですがふとお呼びかと思って割と久々に逐次ではなく同時で通訳したら「脳内処理どうしてんのマジで!?ナニコレどっかしらで並列処理してんだろうけどいやマジどこにバックログとか入れてんのどんだけキャッシュ溜めてんの!!」と突っ込まれた時でしょうか。そんなん俺かて分かりませんてば……。
と、(7ヶ月前からさして変わらない)いつも通りの日常ですがそれはさておき。
続きからは先日前回の続きを風ちゃんにせがまれたのでどうにか書き起こしてみた。
戦闘シーンがどうも微妙な表現にしかならんからそれっぽいトコで切ってみたらスクロールバーが仕事放棄とか言われたんでですね……。
真っ向から浴びせられた強烈な殺意。
普通ならここで「無礼だ」「なんの真似だ」などと言う場面なのだろうが、不思議と湧き上がってきた感情は不快感や怒りなどではなく。
寧ろ。
「漸くやる気になったか」
歓喜に近い、どこか高揚感に似た何かが、身体中を駆け巡っていた。対するヴィトレもその言葉に薄い笑みを浮かべる。
「ええ、その軽口を止めさせたくなる程度には」
「軽口を叩くことの何が悪い、下僕に対する扱いとして至極普通であろう」
「専属騎士を下僕呼ばわりとは……本当の下僕をどう呼ばれるのです」
「私の下につくものなど皆変わらず下僕であろう」
ある種予想通りの反応に心の内ではほくそ笑みながらも、その手を緩めることはない。
下僕呼ばわりされるのは決して気分の良いものではないが、主の慢心を是正するのも従僕の役目だ。
恨まれるならそれもそれで結構。面倒事に発展したとしてもそれはそうなった時に対処すればいいだけであり、今は堂々とこの主に対して剣を揮えることを悦んでいた。
防戦一方の状況を演出するのはもう止めよう――何より、この暴君の余裕な面構えにもいい加減見ていて嫌気どころか吐き気すらしてきたのだから。
そうして斬り結んだのは果たして何度目だったか。
相手の剣を受け止める度に激しい火花を散らす己の武器を見やりつつ、マニュエルは必死に次の一手をどうすべきか、と考えを巡らせるが、思考と反応と行動が上手く繋がらない。
否、繋げられないのだ。
『反撃できるものならしてみるがいい』
そう彼に告げたのは他ならぬマニュエル自身だ。
そんな安い挑発に乗る方も乗る方なのだろうが、けしかけた身で文句など言えるはずもなく、元よりそのような弱音じみたことを口にするなど論外だ――特にヴィトレ相手には。
何より下民上がりのこんな男相手に自分が圧倒されているなど、認められるわけもない。
常日頃から目の前の男に「戦場において自尊心に縛られるが故に判断を誤る、隙を作るなど言語道断」などと言われては生返事と共に聞き流していたが、今の自分が正にその状況に陥っているのではなかろうか。
一瞬でもそう思ってしまえば一気に思考は捕らわれ、隙を生むまいと動いたところで逆効果にしかならない――相手が頭脳派のヴィトレである以上は尚更だ。
「……っつ!」
口から出かけたのは呻き声か、舌打ちか。
額から頬へ、そして首へと伝う汗。
手加減しているようには感じられない重い剣撃を受け続けていた身体は正直に疲れを訴えてくるが、それ以前に。
「勝負ありましたね、陛下」
「ふざけるな」
激昂するのではなく、ただ静かに怒りを湛えて反論の言葉を口にするも、当のマニュエルにできるのは口先だけでの抵抗だけだった。
首筋に触れるか触れないか、本当にギリギリのところに突きつけられた剣先はヴィトレのものであり、それは即ち勝負が決着しつつあることを意味していた。
「終わりですよ陛下、それとも文字通り『終わらせられたい』のですか」
マニュエルを見下ろす眼は冷たく、先刻には心地良いとすら思っていた殺気には最早恐怖しか感じられない。
そんな心境の変化などヴィトレにはお見通しで、それでもそれを気付かれていない、気付かせまいと必死で虚勢を張ろうとする有様があまりに滑稽に見えた。
口の端を僅かにつり上げ薄く笑みを浮かべると、ヴィトレは嘲るような声音で一言、
「面白いものも見させていただきましたし、今日のところはこれまでと致しましょう」
「ふざけるな!こんな終わり方があるか!止めを刺すのに怖気付いたか貴様ァ!」
今度こそ、憤りを隠すことなくマニュエルが吠えるがそれも一瞬のこと。
次の瞬間ヴィトレは足払いを仕掛け、瞬く間にマニュエルを地面に押し倒していた。片腕を捻り上げて固定し、うつ伏せになった背には膝を押し当て、そして空いていたもう片方の手は手刀の形を取り首筋に当てられていた。
「そうでしたね、貴方様からは降参の言葉もなく、そして戦意を失っておられないということであれば、止めを刺す他この勝負を決着させる術はありません……ご存知でしたか陛下、我々『下民』の中には満足に武器すらも揃えられず、代わりに己が肉体を鍛え上げて手足を武器として使う戦闘術の使い手が多々居るのです」
「ふん、幾ら鍛えていようが手で人間を」
「おや、陛下で試させていただいてもよろしいのですが」
「貴様正気か」
『そんな野蛮な手段で殺すなど正気か』と『よもやこんなところで本気でこの私を殺すなど正気か』と、二重の意味で向けられた問いに、はてさてどう答えたものか、思案したのも一瞬のこと。
ヴィトレが口を開こうとしたその時。
「一体こんなところで何をしているのですか陛下。それに騎士ティアーク、貴殿もだ」
入口付近から突如聞こえてきた声に振り向くと、腕を組み佇む騎士団長の姿があった。
「これはこれは騎士団長殿」
それまで掴んでいた手を放して立ち上がり、姿勢を正すヴィトレ。
「騎士団長殿、ではなくて」
「団長殿も防具の調達でございましたか」
「いや、まぁ確かにそれもあるが……」
状況、そしてヴィトレの表情から、何となく事態を察しつつも、問いかける前にヴィトレの言葉に気圧され思っていたことが口に出せない騎士団長。
「ではどうぞごゆっくり。私めの用は済みましたので」
「え、おい、騎士ティアーク話はまだ」
「丁度良かった、陛下が私ではどうも怯えられてしまうようですので、団長に引き継がせていただきます」
「いや何を勝手に!」
騎士団長の言葉通り、かなり勝手なことをしていると自覚しながらも、ヴィトレは足早とその場を去ることとした。
果たしてその後武器庫から聞こえてくるのは怒りか怯えの声か。
どちらの可能性にも想像を膨らませつつ、ヴィトレは満足そうな笑みで城へと足を向けるのであった。
(そもそもこの前ってどんなだっけか、と文字通り7ヶ月前の記事を別タブで開きつつあーでもないこーでもないしてたら何とも中途半端な有様。やっぱりココはこの後激おこ騎士団長様にガミガミ言われるターンが発生するとは思うんだけども流石にそこまでは行き着かなかったのでそれはまぁ気が向いたらで。戦闘シーンはしばらく書かなくていいですかねコレ……って言いながら多分evのなら書いてそうだけどもそれよりも何よりもとりあえず夏コミ……)