最早続きがメインだよ多分。
前回の雑記からの近況なんて別に大したものはないですよ多分、せいぜい弟者とラインで雑談しながら煽られてFEHでガチャ回したら地味にガチャ運良すぎてだからなんで課金してるゲームでその運発揮されねえんだよ!っていう珍事ぐらいですかね。課金してるFGOは相変わらずドブるのにどういうことだっつう。

続きからは随分とご無沙汰なvirid collateralの周りのリハビリ的何か。国内逃亡直前の待ち時間にワンライ的な何かを実践するテスト当然ながら間に合わなかったんでその1週間後に満を持してなんとやら。
そしてリンク先だと小説でのタグ検索に繋がるんですが、そっからイラスト検索に持ってったら当然ながら相方の作品が引っかかるんですが、相方のキャラビジュを今改めて見るとなるほど迷走納得。

夕方なら人気も少ないだろう。
そして夕方ならあの男も高確率でまだ居るのではなかろうか。
そんな期待と少しの好奇心とを抱えたまま訓練場へと足を運ぶ。
夕方から夜に移りゆく空の色彩は茜と群青に綺麗に分かれており、そんな中で徐々に群青が茜に迫り行く――否、侵食していくとすら言えるほどに、どんどん暗くなってきていた。
晴れてこそいるものの、秋空の下では刺さるような肌寒い風が時折肌を容赦なく襲ってくる。こんなことなら口煩いあの男に最近毎日のように言われた通り、外に出る時は何かしら上着でも羽織ってくればよかったか。
そんなことを思いながら向かう先は訓練場に辿り着く少し手前にある武器庫。
寧ろ武具庫とでも言うべきそこには武器だけでなく装備品――無論置いてあるのは訓練や実戦向けの物のみで装飾品の類は限りなく皆無だが――も保管されている。そしてそこで見つかるのはそれだけでなく。
「やはり居たのか、ココに」
 静かに、独り言のごとく呟いた言葉は、注意していなければ聞こえないほどの音量だったはずだが、
「またいらしたですか、陛下」
 と、そこに居た人物は顔を上げぬまま声だけでマニュエルの存在を認めた。
 仮にもこの国の皇帝ともあろう人間への態度にしては礼節に欠けた態度を示す騎士だったが、皇帝マニュエルはさして気にしていなさそう様子で一言、
「また来て悪かったか」
 と返しつつ、専属騎士ヴィトレの方に歩み寄る。
「いえ、そのようなことは決して」
「そういう貴様も飽きずにわざわざここに来ているのだな」
「いけませんか」
「いや、ただ……」
 そこで途切れる言葉にヴィトレは嘆息しつつ、漸く顔を上げてマニュエルの言葉に続いた。
「不毛な行為、だと申されるのですか」
「分かっているではないか」
 そう言ったマニュエルの声はやや満足気で、それに比例するかのごとく元々無愛想そうで硬い表情を浮かべていたヴィトレの顔が更に曇る。
 そして二人の視線が向かう先はヴィトレの手の中にあった甲冑だった。もう片方の手に少し厚手の布、そして彼のそばには研磨剤など甲冑の手入れに使われる道具が並んでいた。
「今日は何名死んだのだ」
 あまりに率直な、率直すぎる問いではあったが、ヴィトレは一瞬眉を顰めながらも淡々とした口調で答える。
「幸いにも本日は全員生存です、負傷者は7名居ますが命に別状はありません」
「ほう」
 それが感嘆なのか、感心なのか、それとも単なる相槌程度の言葉なのか、どれともつかない声音の返事に、ヴィトレは次にどんな言葉を重ねようか思わず迷ってしまうが、すぐに次の言葉が続いてきた。
「ならば少しは貴様の行為にも意味がある」
「だと良いのですが」
「などと私が言うと思ったか」
「……」
 黙り込んだのはその返答への失望からではなく、いつも通りの反応だったことへの呆れからだ。やはり己の主君を変えることなど全くできていないのだと。
「幾ら後生大事にと言わんばかりに甲冑を修理し、磨き、万全な状態にしたところで、それで本当に命を守れるとでも申すか」
 試すような視線を向けるマニュエルを真っ直ぐに見つめ返し、ヴィトレは口を開く。
「絶対などという言葉の非現実性と残酷さなど、他ならぬ私が一番良く理解しているつもりです、陛下。それでも、私はやらないことを後悔するより、やった果てにある結果を嘆く方がよほど良い」
 そんな彼に嘲るような表情を見せてマニュエルは言い放つ。
「貴様は甘いな」
「甘くて結構。その分他で厳しくさせて頂いております故」
「あの程度で厳しく、と申すか」
 その冷ややかな声にもマニュエルは怯まない。
「おや、足りないのであればそうお申し付けください。より厳しくさせて頂く分には、私としては異論はありません故」
 もう一段階声のトーンを下げ、ほんの僅かの殺気を滲ませれば流石のマニュエルも目に見えるほどに表情が強張る。しかし。
「なら貴様の行為が不毛か否か、試してやろう。貴様が手入れしたものの中で最良の甲冑を選んで着けよ。それで私の剣さばきに半刻耐えてみせよ。いや、反撃できるものならしてみるがいい」
「今ここで、ですか」
「そのつもりで言ったが」
「しかし丸腰の陛下を相手にそのような……」
 幾ら自分にとって好ましくある状況だとしても、こういった形で巡ってくるのはあまりに想定外だ。言い淀むヴィトレにマニュエルは一言、
「私が良いと言っている。いや、命令だヴィトレ・ティアーク」
 命令。その一言が全ての免罪符となるこの機は、寧ろ絶好なのではなかろうか。
「承知致しました、陛下。ご命令とあらば、全力で挑ませていただきます」
 そう言ってヴィトレが手に取ったのは古びており、所々にハッキリと消えない傷が残っているものの、他のものとは違いいくらかの装飾が施された年季物だった。慣れた手つきで手早く装着しつつ、ヴィトレはマニュエルに一つ疑問を投げかける。
「念の為にお伺いしますが陛下、万が一と……」
「馬鹿なことを申すな、そのようなことはあり得ない。それに貴様とて自分の領分を弁えておろう」
 あり得ない、という言葉がマニュエル本人の実力から起因するのか、それともその言葉を以ってヴィトレに足枷を与えているのか、それともその両方か。
 それを判断する間も無く、鋭い剣撃がヴィトレの胴をーー甲冑できちんと覆われている部分を――襲う。まるでその甲冑を貫かんとする勢いに、ヴィトレは素早く身を引き自身の剣で弾き返す。勢いこそあれどその軌跡はあまりにも分かりやすく、牽制にすらならない。
 だが、それは無論マニュエル自身も自覚しているどころか、今のは始まりのゴングを鳴らしたに過ぎない。腕、足、そして再び胴と、あくまで甲冑に守られている部分を執拗に狙い続ける。
「本気で甲冑をその剣で破るおつもりですか」
「誰もそれしかしないとは申しておらぬぞ……ヴィトレ!」
 しばらく甲冑の守りが厚い所ばかりを狙われていたからか、突然首元を襲う剣撃に反応が遅れる。紙一重で躱し、続いて頭部を目掛けた攻撃を受け止める。
「ほう、流石に良い反応速度だ。しかし防戦一方とは愉快愉快」
 嘲りが混じった笑いを向けるマニュエルに、ヴィトレの中で何かが静かに、音もなく切れた気がした。
「陛下、私が貴方の教育係も兼ねていることを、ゆめゆめお忘れなきよう……少々厳しくさせていただきましょうか、多少の傷はご容赦頂けるのでしょう」
 そうして少し勢いをつけてマニュエルを剣ごと押し退けると、中段に剣を構える。
 主君とその騎士の手合わせ程度にしては、あまりにも強烈な殺意を込めて。

(殺意(見かけだけ)。別にここで丸腰相手に勝っても鬱憤は晴れないし、そんな事やらかしたら一応他が黙ってないので文字通り「多少」止まりでその後結局騎士団長とかにやりすぎだ馬鹿良いぞもっとやれとか言われながら大人しく手当を受けてくれない陛下に甲斐甲斐しくも雑に手当してまた怒られて仕方なくもっかい手当し直すとかって未来しか見えてこない騎士殿。風ちゃんにお題クレクレしたら帰ってきたのが「夕方、風、甲冑」だったのでそこからとりあえず思いつくがままに書き殴ったらなんでこんなに長くなってんだよ、っていう。こんなんで良かったんだろうか、いやでもリハビリだし勘弁してください。過去やら当人らの行き着く先やら考えてなさすぎにも程がある部分も多々ありますがそれはおいおい、という事で。)

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